こんにちは。
昨日、9月議会が閉会いたしました。

今回は、ヤジもなく、強行採決もなく、通常の議会運営が行われ、審議もスムーズに進んだ印象です。

そんな中、私の幼稚園~高校まで同じ学校で過ごした方からの請願の審査がありました。

内容は、件名にもある通り、選択的夫婦別姓制度を立法化する旨、国に意見書を提出してもらいたいという内容です。

結果は、全会一致で可決し、昨日のうちに、議会事務局から国へ送付されました。

この、選択的夫婦別姓制度とは、どういうものなのか?

今の日本は、結婚すると夫か妻のどちらかの性を名乗ることになります。
これは法律で決められています。

そのため、少子化の影響で一人っ子の家系が増えたり、仕事の都合などの理由で、法律婚(入籍する)をせずに、事実婚(入籍していないけど、事実上結婚しているものとして生活している)をしているカップルが増えています。

事実婚ですと、様々な法的な保護にありませんので、いざというとき女性側に不利なことが起きやすい状況にあります。例として、夫の財産の相続など。

それらを解消するために、この制度の推進を求めています。

ここで、特に強調したいのは、「選択的」という点です。
みんなに夫婦別姓を押し付けるものではなく、希望する者は結婚後も自分の性を名乗ることができる権利を与えるというものです。

ですから、皆さんは、別姓は嫌だなと思えば、改姓すればよいだけの話です。

実は、この制度については、国政においては、自民党以外の政党は全て、この制度導入に賛成しています。
選択夫婦別姓に関する資料_ページ_29B


また、自民党国会議員の中でも、多くの議員が賛成しています。(例:小泉進次郎、石破茂、稲田朋美など)
選択夫婦別姓に関する資料_ページ_28
資料は「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」さんから頂いたものを転載

この請願を審査する総務委員会に所属している私も、他の議員に対しての質疑に回答させていただきました。

ある議員から「この制度導入についてのメリットはあるのか?」との問いに対して

今の法律は初婚しか想定されておらず、離婚再婚の際に子供も姓を何度もかえさせられるということが起きている。
・選択的夫婦別姓が認められれば、子供も一つの姓をずっと使うことができるようになる。
・働いている人、たとえば研究者が改姓すると、論文の検索ができず、キャリアが断絶されてしまう。
・われわれ議員にとっても名前は大切だが、独身の時に議員になり、その後改姓したとしても、世に知られている旧姓で立候補する人が多い。しかし、公文書へのサインなどは戸籍の名前を使わなくてはならず、「これは誰?」と混乱も起きやすい。
・マイナンバーへの旧姓併記もできるようになったが、莫大なシステムコストをかけた割には解決できないことが多いと聞いている

などの意見を述べました。

ちなみに、夫婦同姓を強制しているのは、先進国の中では、日本ただ一国だけです。
いかに、女性の権利が軽んじられているのかがわかります。

早く法制化され、事実婚状態の多くの方々が、早期に救済されるのを一議員として尽力していきたいと思っております。