おはようございますもみじ
鹿嶋市議会議員の佐藤信成ですアップ

昨日の続きです。ドラマの内容と鹿嶋市議会との違いを比較して解説いたします。




議員報酬


ドラマの中では、950万円と設定されています。
政令都市の市議会議員であれば、そのくらいになると思います。加えて、政務活動費が毎月30万円〜50万円支給されていると思います。

鹿嶋市議会議員は約510万円(期末手当込)で、政務活動費はありません。私の場合は、月に26万円ほど口座に支給され、そこから国民健康保険、市民税などを納めていくと、サラリーマンの皆さまのいうところの手取りで約20万円くらいになります。
その中から、折込チラシを入れたり、研修費用、資料代(新聞3紙・行政専門誌)などを購入していますので、兼業で仕事をしないと生活できません。

繰上当選


作中では、健康上の理由から当選を辞退したとありましたが、現実世界では、意識不明や重度の麻痺がある場合、などを除き、当選を辞退するケースはあまりないと思います。

議員は議会への出席義務がありますが、極論を言えば、議会にも委員会にも、一度も出席しなくても、報酬は出ますし、辞めさせられることもありません。悪質な場合には、議会の除名決議で辞めさせられますが、議員の身分というのは、かなり強く守られています。


最後に、本会議場でのシーン。
篠原さんが、後ろの席の居眠り議員を、紙を丸めた棒で、頭を叩くシーンがありました。
弁明すると、僕も全く寝たことがないか?と聞かれれば、ウトウトしたことはあります。

委員会審議や、市長説明では無いのですが、一般質問で、答弁内容もわかっているようなときに、集中力が途切れ、うとうとしてしまったことがあります。
これを機に気をつけます。

ちなみに佐藤の席は、一般質問のネット中継に映り込む席なので、皆さんもチェックできてしまいます(汗)

30日(月曜)の続きも楽しみです。