鹿嶋市議 佐藤信成 blog

鹿嶋市議会議員さとう信成の活動報告です。

49歳4期目の議員です。
選挙の時の公約を実現する議員でありたい
地域間格差の解消に取り組みます!

2023年02月

トルコは世界有数の親日国

トルコ・シリアでの地震の被害拡大の報道がされています。

私もトルコという国が大好きです。
新婚旅行もトルコでした。

トルコが親日国である理由はいろいろあると思いますが、よく言われているのが、
エルトゥールル号事件です。

これは、和歌山県沖にトルコの軍艦が座礁したのですが、その時、島民の方々がとても献身的な対応で、多くのトルコ人の命を救った事件になります。

詳しく知りたい方は、インターネットでご参照ください。
エルトゥールル号事件

その後1985年、イラン・イラク戦争が起きました。
日本人が、イランから脱出しようにも、イラクが航空機を撃墜すると宣言しているので、日本の航空会社は日本人避難のための飛行機を飛ばしてくれません。

そんな時、日本人を救うために、危険を顧(かえり)みず、飛行機を飛ばしてくれたのが、トルコ航空だったのです。
日本人215人は無事にトルコ国内に脱出することができました。

トルコ側の政府関係者は、「日本にはエルトゥールル号事件の恩がある。何とかして助けます」
と回答したそうです。

付け加えて言うと、この時、トルコ国民も500人以上が、イラン国内から脱出を試みていましたが、とイランからトルコへは陸路でも脱出できることから、飛行機には乗らず、自動車で脱出したそうです。

日本とトルコとの間には、そんな歴史があり、私もトルコが大好きな国の一つです。

今回の地震で、私にできることは少ないのですが、せめて募金くらいの協力はしたいと考えています。

寄付01
寄付02

今後、コンビニなどでも募金活動が行われるかもしれません。
小銭程度でも、募金して頂ければ、私もうれしく思います。


日本の先人たちが積んだ「徳」を忘れていない、外国の方々がいることを、少しでも知っていただければと思い、今回のブログにしました。

タブレット会議の実現は先送りへ

鹿嶋市議会でもタブレット会議を検討していました。

(注釈)
タブレット会議=オンライン会議=通信会議=Zoom会議
どれも、インターネットを使って、パソコンやiPadなどの端末を使って行う、テレビ会議のことです。

Zoomアプリ等を使って、会議室に来なくても打ち合わせができる、通信会議です。
議会運営委員会に置いて議論していました。

※通信会議のイメージ
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結局、本日の会議をもって、今任期中には正式採用をしないことになりました。

通信会議自体は、私も出来るようにした方がよいと思います。
その点では、全員が、同じ考えだったと思います。

では、なぜまとまらなかったのか?

それは、
単に条例を制定して、自分たちの実績作りにしたい方々

きちんと運営できるように、全議員が訓練をして、実際の会議を実施してみて、問題点や改善点をあぶりだし、その課題を解決してから、導入するべきだという私の考えが、最後まで平行線で
結局、先送りになりました。

とても残念です。

そもそも、議会運営委員会の8人の委員でZoom会議を試しにやってみたら、全員がインターネット上の会議室に、きちんと揃うまで15分以上かかりました。
このような状態で始めてしまうと、できない人は会議に参加できないまま議事が進行したり、途中で通信回線が切れた場合の復帰作業も、ままならないことが予想されます。

だから、何か月も前から、研修をして皆が参加できる体制を整えてから、正式に条例化するべきだといっていたのですが、そういった練習もせずに、条例だけ先に作りたいと言われても、それは議長や議会運営委員長が、新聞発表をして記事にしてもらいたいだけじゃないの?
という話になってしまいます。

タブレットを使って、通信会議をしようと全議員が概ね賛同しているのに、とりあえず実績を作りたい人たちと、運営上のトラブルが起きないよう準備をしてから導入しようという私の考えがまとまらず、最終的には議長が怒りはじめて「佐藤君は、通信会議に反対なんですね(怒)。じゃーいいです。改選以降にしますから」と発言し、導入しないことに。

今までの議論は何だったのでしょうか..。

タブレットの扱いが不得意な人もいます。
私のように、タブレットやスマホで、普段からZoom会議をし、Zoomでの資料共有も出来る人にとっては、すぐにでも対応できますが、やはり年長の議員の中には、不得手な人もいます。

得手不得手によって、議員活動の差が出ないように、少なくても何回かは、全員でテストしてみようといっていたのですが、全員で訓練することはありませんでした。

こんな感じなので、本当にZoomを使って通信会議ができる環境を整備するのが目的なのではなく、新聞に「鹿嶋市議会が通信会議をするための条例を作った」という紹介記事を書いてもらいたいだけだったのかなと思います。

本当に、導入して、有効活用していきたいと考えている私たちからすると、残念な結末になりました。
本当に導入したいと思っているのならば、きちんと手順を踏んで条例をつくればいいだけなのに、なんで、みんなで練習して使えるようになることや、問題点を抽出することが嫌なのか、理解ができませんでした。


空き家への固定資産税の優遇措置廃止へ

鹿嶋市内でも空き家問題が発生しており、私の所にも何件か相談が来ております。

空き家になる経緯は、その物件によって様々なのですが、国はこれから空き家に対して厳しい態度で臨むことになります。

現在の国会に、空き家に関する法改正が提出されております。

不動産をお持ちの方は、毎年5月頃固定資産税の納税通知書が届いていると思います。
固定資産税は、通常の市町村であれば、固定資産評価額の1.4%とされています。
つまり、土地の評価額が500万円だとすると、7万円が固定資産税になっています。

しかし、この評価額というのは住宅が建っている土地の場合は、
200㎡までは6分の1の評価にしており、
200㎡を超える場合は3分の1の評価額にしています。

住宅用地の減額特例



例えば本来であれば、1㎡あたり7万円の評価額の土地があるとすると、200㎡の土地だと1400万円ということになり、1400万×1.4%=19.6万円の固定資産税になりますが、先ほどの6分の1の優遇が適用されて、32600円ほどの固定資産税になります。

鹿嶋市の住宅街に住んでいる方であれば、このような金額になるのではないでしょうか。

これが、放置された空き家で、管理されていない特定空き家に指定されると、優遇措置がなくなるので、200㎡の土地で19.6万円もの固定資産税を納めなければいけなくなります。

つまり、管理がされていない空き家を所有している方は、固定資産税をこれまでよりも、多く納めなければいけなくなり、これによって空き家の管理を促していこうという制度になります。

私自身も、空き家問題で、周辺住民と空き家の持ち主さんとの間に入っているときには、この制度を丁寧に説明し、よりよい対応策を促すということをしています。

鹿嶋市内で周辺の空き家問題でお悩みの方は、いちど、ご相談いただければ私のできる範囲で対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。

最後に、特定空き家に指定された際の、面積別の支払額の倍率をお知らせいたします。
面積が広くなるほど倍率が下がっているのは、200㎡以下の部分は6分の1、200㎡を超える部分は3分の1の優遇措置がとられているからです。200㎡を超える部分は、贅沢な部分として扱われ優遇措置の倍率が低くなっているからだと考えられます。

下記の倍率に当てはめると、現在300㎡の土地に空き家が経っていて、土地の固定資産税として6万円納めている方の場合、特定空き家に指定されると、6万×5倍=30万円の固定資産税を納めなければいけなくなりますが、実際には負担軽減措置の適用がなされたりと、計算通りに6倍まではいかず、ここから減額される救済措置もあるようです。
ここでは、この救済措置がなされる前の、簡単な倍率を紹介します。
実際の税額は、その都度、計算しなければいけないので、あくまで簡便的な数字のご紹介ということで、ご理解ください。

200㎡以下・・6倍
250㎡・・5.4倍
300㎡・・5.0倍
350㎡・・4.7倍
400㎡・・4.5倍
450㎡・・4.3倍
500㎡・・4.2倍
600㎡・・4.0倍
700㎡・・3.9倍
800㎡・・3.8倍
900㎡・・3.7倍
1000㎡・・3.6倍


この固定資産税のうち、土地の部分に関しては、
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