鹿嶋市議 佐藤信成 blog

鹿嶋市議会議員さとう信成の活動報告です。

49歳4期目の議員です。
選挙の時の公約を実現する議員でありたい
地域間格差の解消に取り組みます!

2019年06月

一般質問の動画を、項目別に公開しています

みなさん、こんにちは。
鹿嶋市議会議員の佐藤信成です。

先日の、一般質問の動画を、分割して公開しました。
皆さんの興味のあるテーマを選んで見られるようにいたしました。
ぜひ、ご覧ください!

白紙とした歴史資料館を、また作ると言い出した問題について


1人を運ぶのに3000円以上も税負担がされているデマンドタクシーについて

子宝手当から3800万円以上、市税が国と県に取られていた問題

ゴミ捨て対策について意見しています

こんにちは。
今日は、総務企画委員会の議案審査が行われました。

本日の、付託議案は、
①選挙立会人等の日当の改正に関するもの。
②鹿嶋市と神栖市とで共同設立するゴミ処理場に関するもの。
の2件でした。

①については、国の法律改正に伴い、市の条例を変えるものです。
②については、具体的には、神栖市との共同運営になりますので、その規約の一部を変更する内容のもので、特段、争点となる部分は無いと判断しています。

私からは、ごみ焼却場が神栖に建てられる方針とのことで、鹿嶋市民のゴミ捨てに影響が出ないようた対応について質疑を行いました。


以下の内容です

1.神栖までごみを捨てに行くことになると、遠くなることから、不法投棄や、居住地以外のゴミ捨て場にゴミが不法投棄されないような対策を

2.日頃からのゴミ捨てのためにも、改めて自治会参加への呼びかけを

3.意見として
ゴミ出し困難者対策について。
足が不自由、高齢等の理由で、自力でゴミを捨てられない方々のために、
時間外ゴミ捨ての許可について意見しています。
これは、東京都の日野市などで進められている取り組みで、ゴミ出し困難者の方は、たいていヘルパーさんが支援に入っています。
その方たちが、日中にゴミ捨てを代行するサービスです。

日野市のゴミ捨て


日野市のサイトより抜粋


ゴミ袋に専用のシール(環境省作成の、ハンディキャップシール)を貼って、専用のコンテナ等に入れて捨てることを許可する行政サービスです。
ゴミ捨ての時間は、通常、早朝です。
その時間には、ヘルパーさんは来てくれません。
ヘルパーさんが、ごみ焼却場までごみを運んでいては、生活支援・家事支援に使う時間が無くなってしまいます。

近所の指定のゴミ捨て場に、上記の方法で捨てることで、ゴミ捨て困難者の救済になるものです。

これは、もちろん、地域の自治会の理解も必要になるものですが、ぜひとも、鹿嶋市としても取り組んでもらいたい旨、意見しました。

今日の委員会の報告です。


市民の税金、3800万円流出を認める

こんばんは。
鹿嶋市議会議員の佐藤信成です。

一般質問の報告です。

市長公約の子宝手当について。

鹿嶋市独自の子育て支援政策でもあり、市長が、自信の「目玉公約」とも位置付けていた、「子宝手当」

市内に住んでいて、高校生以下の子どもが3人いる世帯に対して、年間24万円の現金を支給する制度です。

子育て支援に力を入れることを、否定しているわけではありません。
問題視しているのは、

①年間の手当てが20万円を超えると雑所得として扱われ、国と県に所得税・県民税がかけられている。
②2年前に、私がその問題を委員会で指摘しているのに、すぐに改善せずに、そのままにしていた。

①に関しては、当面の措置として私は、現金支給を19万円にして、残りの5万円を制服や体操服などの必需品を現物支給するという、対案を出していました。

年度末に確定申告をして4万8千円税務署に納めなければいけません。結局手元には、現金が、19万2千円しか残りません(この納める税額は、世帯の収入によって変わります。)

僕の対案だと、現金は19万円だけど、5万円分の現物が手元に残ります。

使う税金の額は、変わりません。

子宝手当開始から、昨年度までの、それらの税金の流出金額は
累計で
3876万円
になることが、執行部からの答弁で判明しました。

ちなみに、市長は、この税金が取られるということを
「税金が取られることを知りませんでした」
と、答弁しました。。。

市長が、「知らなかった」せいで、
私たちの税金が、国県に取られてしまっていたのです。。。

傍聴席からは、ヤジと笑いが起きていました。。。

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それらを予算決算を扱う委員会(正式には分科会)で私が、税金がとられるのは問題だから、やり方を変えようと主張しました。
ぼくの意見に賛同して、委員会評価を「この政策は改善」とすることに、当時の西塚副議長と、川井議員は賛成してくれました。

しかし、ほかの4人の議員は、「この政策は継続」とすることを主張しました。
※当時の議会だよりの切り抜きです。

子宝手当

当時の文教厚生委員会の構成です。(議会だよりより)
委員長  栗林京子
副委員長 池田法子
委員   根崎彰
委員   篠塚洋三
委員   西塚保男
委員   川井宏子
委員   佐藤信成

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結果的に市長の目玉公約に、傷をつけてはいけないと、忖度(そんたく)して、税金を取られることを知りながら、この制度を「継続」とすることで、改善を遅らせた委員にも、責任があると考えます。

私自身も、そのようが議員の意見を変えさせることができない、力不足であったことも認めます。

皆さんが納めてくれた大切な税金が、私たちのために使われずに、国県に取られていたなんて、絶対あってはならないことです。

この問題は、私が指摘するまで、市長は公表していませんでした。

議員の仕事は、市長を擁護することではなく、市民の立場に立って、税金の使い道をチェックすることです。

これからも、市民のための政治を貫いていきます。
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