おはようございます晴れ
鹿嶋市議会議員の佐藤信成ですアップ

すっかり3月議会も中盤に差し掛かりました。

今日は予算決算常任委員会の中からの報告です。

当日は、3月度までの補正予算の審議と、来年度予算の全体にかかる総括質疑(細かい事業についての説明は、各分科会でする)が行われました。

・行政財産の目的外の使用について。(内容としては、市有施設に設置されている自動販売機の設置料が安すぎる点について。)

・小中学校にエアコンを設置していく方針が、12月議会での説明と3月議会での説明が、変わっている点について

・鹿嶋市の単年度収支が4年連続でマイナスの中、余剰金を含めればプラスになるとのことだが、それは震災関連の交付金や補助金が多く出されていて、結果的に使い切れない分が繰越し金になっているだけではないのか?

・鹿嶋市が株主となっている会社に対しての株主責任の果たし方

等について質疑を行いました。

自動販売機の設置料金


平成18年に地方自治法が改正され、行政財産の目的外使用が認められ、鹿嶋市でも屋根貸し(ソーラーパネル)事業を始めています。

法改正に合わせて、各自治体では公有施設に設置されている、自動販売機の設置料金についても、入札制度などを活用して、自治体の収入に充てています。

都道府県では40前後が入札制度を活用して、年間で数千万円〜数億円単位の収入を得ています。
茨城県も実施済みです。

(以下金額は年間の契約料)
また県内の市町村では、例えば阿見町では、市庁舎に設置している自動販売機は、1台95万円で場所貸しをしています。

阿見町自動販売機 公募結果

また私が2年前の一般質問で例示した龍ケ崎市では、施設の有効活用 | 龍ケ崎市公式ホームページ
※リンク先の龍ケ崎市のページの
施設の有効活用(2)cに、合計金額が明示されていますが、79台で1461万円(1台あたり約18万5千円)の収入を得ています。

これに対して、鹿嶋市では60台で70万円弱です。
1台あたり約1万1千円強です。
仮に龍ケ崎市と同程度の入札結果が得られたとしたら、約1100万円の収入となります。
※必ずしもそうなるとは限りません

1000万円あれば、いろんなことができることでしょう。

鹿嶋市は財政状況が今後もますます厳しくなる中、無駄遣いをしないように、各部課局でも予算を使い切らずに次年度に残しておこうという姿勢も見える中、節約するだけでなく、市の独自財源の確保に努めてもらいたいと考え、少しキツイ口調になりましたが、委員会の中で指摘させていただきました。

〜お知らせ〜
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