おはようございます晴れ
鹿嶋市議会議員の佐藤信成ですアップ

鹿嶋に戻りました!
期間中、Facebookのほうは更新していて、そのなかで今回の安保法案について、たくさんの方からご意見いただきました。

全て転載するわけにはいきませんので、いくつかのご意見を抜粋してご紹介いたします。

・国民への説明不足だ
・説明不足ではなく国民が勉強しようとしていない(知ろうとしていない)
・慎重審議が必要だ
・審議時間は過去4番目の長さで十分審議している
安全保障関連法案の審議時間、歴代4位 学者「違憲」で大幅積み増し(産経新聞) - Yahoo!ニュース
・民主党が反対のプラカードを掲げ立ち上がったのを賛成規律とするのはダメだ
・国会の場でプラカードを掲げても何にもならない、恥ずかしい
・野党って反対するばっかり
・民主党政権と安倍政権の強行採決の回数
⚫︎鳩山9回
⚫︎菅8回
⚫︎野田4回
⚪︎安倍1回

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・立憲主義に対しての暴挙である
・野党はこの国の未来をどのようにしたいのか…
・リーダー(自公政権)を選んだのは私たち自身です

いろいろな意見をいただきました。
皆様、本当にありがとうございます。
Facebookは顔が見える議論ですので、ブログよりもより建設的な議論ができると思います。

僕の方からは、簡単なまとめとして


今回の原案は
元々は民主党が作りました
その後、昨年7月に自民党が作り直しました。
その後12月に総選挙が行われ、国民は自公に2/3の議席を与えました。
その後、選挙前と同じ案を再度提出しました。
そして今回の委員会採決です。

慎重な議論は当然のことですが、何年も前からこの議題は公表されていました。
マスコミも報道していました。

正直なとこ、あと数カ月議論しても、興味のない、情報を取ろうとしない方々にとっては、いつまでも、充分な説明はされてない状態であると思います


僕は、説明してると思います。
『周知』
知ろうと思えば知れる状態。
どのようにしたら、市民は知れると思いますか?

マスコミも報道しました。
議員も聴かれれば、考えを伝えます。

大阪都構想のときもそうでした。
説明が不十分だ!もっと丁寧に説明を!
と報道されますが、これだって数年前から大阪維新の会の頃から、説明していました。(たまたま大阪で、市会議員さんと懇親会してたので、一例として)

議案も公表されています。
背景も公表されています。
社説でも論じられています。
ネットで検索すれば、それぞれの立場の意見がいくらでも見ることができます。

新聞折込を、3,3円×5000万世帯=1.65億円かければ、説明したことになるのでしょうか?


まだ法案可決となっていませんが、今、政府が説明しなければならないのは、実際に有事が発生した際に、具体的にどのような対応をしていくのか、そしてそこから派生する軍事的衝突に対しては、どのような方針で当たるのか、個別具体的な想定される状況についてです。

集団的自衛権を行使できる状況になると、隣国を刺激して攻めてこられる、という意見もあります。

安保条約を結んでいるアメリカを攻撃したら、日本も一緒に攻めてくる。。
日本は危険だ、攻め込もう、となるのでしょうか。

それならそれで、日本はとても危険な国と隣接していることになります。
戦争したいと思っている人は誰もいません。
戦争を起こさないために、日本の国益を守るために自衛権を発動する。そのような法律の趣旨を担保するためには、国民の監視も必要です。

残念ながら、国政選挙の投票率も50%前後です。
鹿嶋市議会議員選挙も同じくらい。
半分近い方が参政権の行使をしていません。
未成年の方は投票していません。

つまり日本の国事は、日本国民の3分の1のかたの投票によって決められているのではないでしょうか。

得てして政治家というのは、自分に投票してくれたかたのほうを見て政(まつりごと)を行いがちです。
ご高齢のかたは投票率が高いので、その年代のかたへのサービスは厚く、若年層に対してはニーズが満たされていないと指摘されることもあります。

私は日本でも民主主義が醸成されつつあると思っていました。でも昨今の低投票率に危機感を感じています。投票率が低ければ低いほど、既成団体や特定の団体の力が相対的に高くなるのですから。

賛成の人も反対の人も、今回の件で、政治に興味を持っていただき、皆様の意見が反映されているのか、チェックしていただきたいと思います。

長文失礼しました。