こんばんはお月様
鹿嶋市議会の佐藤信成です時計

ご存知のとおり、鹿嶋市議会でも、この問題について慎重に審議しています。
と言いたいところですが、正式な場所でこの件について質疑したのは、昨日が初めてでした。

鹿嶋市:松葉会建物も取得へ 「定例会」開催阻止 議会に方針説明 /茨城 - 毎日新聞

 鹿嶋市が8日、指定暴力団松葉会(本部・東京)が所有する同市厨(くりや)の建物を、買い取る方針を市議会全員協議会(全協)で説明したことが分かった。松葉会は2月、暴力団追放の住民運動を受け、毎回定例会を開催していた守谷市の「松葉会会館」から撤退に追い込まれた。今後は、鹿嶋市の建物で定例会が行われる可能性があるため、市が買い取ることで開催を防ぎたい考えだ。

 不動産登記などによると、建物はJR鹿島神宮駅の北約600メートルにあり、2007年3月に松葉会2次団体幹部の関連会社が競売で取得。12年の「松葉会会館」完成前は定例会が行われていた。

 松葉会は2月、同会館から撤退。会館撤退によって再び鹿嶋市で会合が開かれる可能性が浮上し、市は2月24日、建物の土地部分約1175平方メートルを専決処分で600万円で購入していた。

 市は8日、全協で購入方針を説明し、市は手付金として約3100万円の予算措置を求めたが、反対意見もあり、まとまらなかった。錦織孝一市長は毎日新聞の取材に対し、「土地は購入できたので建物も取得したい」と強調。3月定例議会最終日に、議案として提出する方針だ。松葉会は毎月第2火曜日に定例会を開催。8日は鹿嶋市の建物で開く可能性があり、県警が検問を実施し警戒したが、開催されなかった。



こちらは毎日新聞さんの記事ですが、若干ニュアンスが違うところもありますが、このような説明がありました。

他の新聞社さんでも連日、この問題が取り上げられています。

特に読売新聞さんの取材力は流石だと思わざるをえないほどで、私たち議員も読売新聞さんの記事にて状況を知らされていると言えるほどです。

それくらい、市からは情報が降りてこない状況で私も、なんとも報告できない状況でした。

市議会議員も皆、この問題に関して、市民の安全を守る、市民の財産を守る、という考えは同じ思いです。その中でも議員によって、対応の仕方(厳しさ)に差があることも事実です。

昨日は、午前中は執行部に対しての質疑が中心。
午後からは、議員間討議を提案して、議員同士で話し合う場を作ってもらいました。
当たり前のように思えるのですけど、全員協議会という公式な場所で、議員同士が考えを述べ会い、意見の集約をしていくということは、これまでの鹿嶋市議会では殆んど無かったのです。もちろん、非公式の場所で議論はしていますが。

そんななか、副議長の仕切りもあって、各々の議員が考えを述べ会い、議員同士の考えの差を埋めながら、みんなが一致できる点を探しながらの議論を進めてきました。

それでも、発言しない議員もいて、主に2期生(佐藤など)と5期生の方たちが中心となって議論を進めていましたが、1期生の中でも、高村議員や菅谷議員も積極的に的確な質疑や意見を述べていました。

私も今回の件については、警察庁のホームページで調査研究したり、弁護士に見解を聞いたり、少ない情報のなかで、できる限りの準備をして臨みました。5期生からも、守谷市での事例を数十枚に渡って資料提供していただきました。
同じ会派の出頭議員も、電話にて関係団体(茨城県警、暴力団に対応する警察庁OBなどがいる団体)に電話にて対応策の意見交換等を行っています。

また私のほうで提案させて頂いた、茨城県暴力追放推進センターからも、鹿嶋市議会に理事の方をお招きして、レクチャーを受けることも決まったようです。

今回の件は、今後、どのような対応を取っていくのか不透明な部分が多々ありますので、詳細を伝えることはできませんが、私たち議員も知恵を出し合い、安心安全な生活確保のために、やるべきことをやっていきます。。