おはようございます晴れ
鹿嶋市議会議員の佐藤信成ですアップ

本日、2回目の投稿になります。

お隣韓国では、またも従軍慰安婦像の設置を始めてしまいました。

日本政府は日韓合意及び、ウィーン条約第二十二条2項をもとに抗議しています。

ウィーン条約


第二十二条2項

接受国(注1)は、侵入又は損壊に対し使節団の公館(注2)を保護するため及び公館の安寧(注3)の妨害又は公館の威厳の侵害を防止するため適当なすべての措置を執る特別の責務を有する。

注1 接受国・・・受け入れる国のことで今回の場合は韓国
注2 使節団の公館・・・他国の公館、つまり今回の場合は日本の領事館や大使館
注3 安寧・・・社会が穏やかで平和なこと

今回の件を文に当てはめれば、
「韓国は日本の領事館への侵入、損壊の防止や、周辺を穏やかで平和な状態の維持をする義務がある」
ということです。

条約に違反している状態ですので、日本は国際ルールに則って抗議をしているわけです。

韓国は「民間が勝手にやっている」と反論してきましたが、民間であろうと、政府主導であろうと、領事館の周りに、そのようなものを置いたり定期的に行われる抗議活動を黙認することは、国際ルール違反だよ!というわけです。

ちなみに、
条約は各国の国内法に優先されます。
条約締結国は、条約の内容と国内法が矛盾している場合は、条約が法的に優先されます。


そもそもの強制連行問題

私も以前から取り上げてきましたが、そもそも未だに、日本軍が強制的に慰安婦を動員したという行政資料は見つかっていません。

韓国の女性から見れば「無理やり連れていかれた。連れていかれた先で、慰安婦を強制された」となっていますし、これも事実だと思います。

慰安婦は戦場で兵士が、現地の女性に乱暴しないための措置として設営されました。

そのため日本軍は、現地で、平均的な収入の10倍以上の報酬で慰安婦を募集しました。そうなれば、ブローカー(紹介業者)のような方が介在し、女性を連れてきたことでしょう。そのブローカーは、仕事の内容をきちんと説明しないで、連れてきたのかもしれません。
あるものは、親の借金の代わりに、連れられてきたのかもしれません。

整理すると
日本軍からすると
・日本軍は、高い報酬を出して慰安婦を募集した。
・慰安婦の方の健康管理、衛生管理は、清潔に保ち休憩等の配慮をするように指示を出していた
・ブローカーにも紹介料を払っている

女性からすると
・騙されて連れてこられた人が多かった
・しかし報酬をきちんともらっていた
・親の借金等のせいで連れてこられた方は、満額報酬を受け取れなかった

ということが考えられます。

この強制連行の溝は埋まらないと思います。
その溝を作っているのが、当時のブローカー*紹介業者)が少なからず介在していたのですから。

だから日本は、強制連行はなかったけれど、結果的に悲しい思いをさせた韓国人の方々へ補償金を出しているのです。
軍による組織的な強制連行の事実は確認されていません。

そもそも、この強制連行という言葉を始めて使い出した、Y氏の証言も虚偽だったと結論づけられています。

慰安婦「強制連行」証言 朝日新聞、虚偽と認め撤回 | GoHoo


日本軍による強制連行はなかったが、仲介業者が、嘘をついて連れてきたケースは多々あったのでしょう。

日本人の皆様には、今回の慰安婦像の再設置事件をきっかけとして、再度、従軍慰安婦問題についての認識を深めて頂ければと思います。


私自身も一地方議員として、アメリカに設置されている慰安婦像に対しての抗議声明に賛同し、署名し、反対の意を伝えています。
地方議員が立ち上がった!グレンデールへ抗議文 | なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace

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