ここまでの流れは、カテゴリー「土砂対策」をご覧ください。



12月20日19時

そして、夜、住民説明会が開かれました。

 

この時間帯は、本当であれば全議員が出席しての懇親会が開催される時間であり、中止になったのだから、全議員スケジュールが空いているので、ほぼ全員来るのかと思ったら、結果的に12名の参加でした。

 

参加者

無所属:田口、河津、佐藤(全員出席)

幹会:宇田、菅谷、枡井(全員出席)

共産党:立原、川井(全員出席)

未来かしま:池田、栗林、小松崎(10人中3人)

公明:山口(2人中1人)

という内訳です。

 

教育委員会からは、部長、担当次長、担当課長の3名が説明側として参加。

 

他には、NHK、茨城新聞さんが取材に来ていました。

 

説明会の内容は、ほぼ、住民側から説明者側への、批判的な意見、質疑に終始しました。

途中、地域住民の方から「議員も参加してるんだから、なんか言えよ!」という声もあり、無所属、幹会、共産党の会派の議員は、住民の声を代弁する形で、何度も質疑をしていました。しかし、その他の会派からの質問はありませんでした。

 

結局1時間ほど質疑応答が続きましたが、結論を出せないということで、持ち帰りさせて頂くということで、説明会は終了しました。

 

住民の方々からは、もっと前もって連絡してくれれば、この3倍くらいの住民が参加できたとも発言されていました。また、住民の方からは、この模様を、FMかしまで中継してもらいたいとの声もありました。

 

住民の方々は納得できたわけではありませんが、帰路のみちにつきました。

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ここまでが、この議会中に起きた、一連の流れです。

議論することを拒み、予算委員会も強行採決をすすめた、市長派と呼ばれている議員。
議会運営委員会で、申し合わせしていた、連合審査会を開かせなかったのも、その議員たちです。

住民の方々が、雨や、最近増えている地震のたびに恐怖に感じているにも関わらず、住民の想いに寄り添うことなく、議論しなかったことが、このように、マスコミを含め対外的に、大きな問題に発展していきました。

本会議場でも述べましたが、「執行部のいうことを鵜呑みにするのではなく、きちんと調査をするべきだ」というのは、埋蔵文化財の調査のことです。

市の見解と、文化庁の見解は違います。

今回は、かなり詳細に書きましたが、それは今後、鹿嶋市議会が、「きちんと市民のために議論できる議会になる」ことを促すためです。

今後、一部の方々から、「佐藤が保育園建設を邪魔している」などと批判する声も上がるでしょう。

しかし、「人命より優先される政策は無い」と断言します。

住民の方々も、保育園建設を止めるために請願を出したのではありません。
そのような文言は、一言も入っていません。
「安全対策をきちんとしてほしい」それだけです。

私は議員なので、様々な批判を浴びることは覚悟の上ですが、住民の方々を責めたり、圧力をかけるようなことは、辞めて頂きたいと思います。

そのようなことがあれば、そこに住んでいる人々の、平穏な暮らしを守るために、こちらで公表していきたいと思います。

(おわり)

ここまでが、12月議会での、土砂崩れ対策に関する、議会関係のやりとりの報告になります。

たいへんな長文をご覧いただき、ありがとうございました!