今やるべきことか?  2億円の駐車所整備

こんにちは。
鹿嶋市議会議員の佐藤信成です。
9日に一般質問が行われました。
通告内容については、前回の記事に掲載しております。

本日は、通告項目3番の内容についてです。

私は以前から歴史資料館の建設は見直すべきと主張してきました。

まったく何もやらなくて良いというわけではなく、空き地や図書館の一角などを活用して、最低限の施設で対応するべきだと主張しています。

また、最近の教育委員会の答弁では、市内小中学校の全教室に電子黒板(モニターのようなもの)を導入すると言っているのですから、それこそ、それを活用して、デジタルコンテンツで、映像などを駆使して、建物を建てなくても、郷土教育ができる環境が整っているのではないでしょうか?

さて、今回の私の一般質問の答弁として、驚く回答が出てきました。

それは、関鉄バスターミナル跡地の駐車場計画について、駐車場整備にあたって、その土地の地代を、市民の税金で支払われることが明らかになりました!

この駐車場計画が出たときから、私は利用者が限られていること、そんな駐車所の経営を引き受ける人がいないのだから、計画は無理だ!と主張してきました。(令和元年6月議会)

その時の執行部の答弁は下記のとおりです。

令和元年6月議会 執行部答弁(市議会ホームページ 会議録検索システムから引用)
発言者は当時の地域活性化担当参事兼重点プロジェクト推進室長で、今の政策企画部長で同じ人です。

以下、発言記録
『その施設の利用者、それと鹿島神宮参拝者、そして地元商店街関係の店舗利用者、これらの方が共同で利用できる駐車場を想定しているところでございます。したがいまして、
市が関鉄跡地全体を借地するということは想定しておりません。
この共同利用につきましては関係者、関係者というのはまちづくり会社、それと地権者である鹿島神宮でございますが、と一定程度共通認識が共有化されております。本事業が具体化した暁には、鹿嶋市中心市街地活性化に資するよう整備や管理の面で役割分担を行い、費用負担割合等について調整を図っていくということとしているところでございます。』

引用ここまで

はっきりと
市が関鉄跡地全体を借地するということは想定しておりません
と答弁しています。

たった1年でというか、内閣府の認可が降りたからなのか、駐車場の運営方針について、180度方向転換してしまいました。

また上記答弁にもありますが、「一定程度共通認識が共有化されている」とありますが、これについても当時、確約したのか?と確認したが、そうではなく普段の話し合いの中での感触だった旨の回答でした。

また、もう一つ、市民感覚では納得できない内容があります。
答弁の最初のくだりです。
①「その施設の利用者」というのは、歴史資料館と交流会館を指しています。
②「鹿島神宮参拝者」
③「商店街関係者」
と3つの分類の利用者を想定しているとあります。

皆様は、どの分類の利用者が多いと思いますか?

私は②の参拝者だと思います。市外の歴史資料館利用者は神宮参拝が主目的でしょうし、車社会の鹿嶋市民が、あの駐車場位置の停めて歩く人は限られ、ほとんどの方は、店の前に駐車して買い物をするでしょうから。

そして、答弁にありますように、その土地の地権者は鹿島神宮さんとなっています。

つまり、鹿嶋市の言い分は、
これから鹿島神宮に観光客がたくさん来るから駐車場を増やしたい。
だから鹿島神宮に参拝する人のために、鹿島神宮さんの土地を、市民の税金で借り上げよう。
というものなのですが。。。。

皆さんも考えてみてください。

鹿島神宮の参拝者がたくさん来て、停めるところが足りなくなるから、鹿島神宮さんの土地を税金で借り上げて、参拝者に停めさせてあげよう。

これって、本当に足りないのであれば、鹿島神宮さんが、そのまま参拝者のために駐車場とすれば良いのではないでしょうか?  →なぜ鹿嶋市が間に入らなければいけないのでしょうか?
実際、鳥居横の土地は鹿島神宮さんのもので、駐車場として運営しています。

また商店街ご利用の方々のためであれば、商店街の方々が、駐車場利用者に対して駐車場代補助などをして、駐車場運営者に利用料金を肩代わりすれば良いのではないでしょうか?

交流会館を利用している一般市民の方も、そこで無料券を発行して、その分を市から駐車場運営者に代金をお支払いすれば良いのではないでしょうか?

なぜ、わざわざあいだに入って、市民の税金で借地料を払わなければいけないのでしょうか?


他の場所で商売されてる人は、どう思いますか?

宮中八丁目付近の飲み屋街にも駐車場が無く、路駐が目立ちます。
鹿嶋市にお願いしたら、市営駐車場を整備してくれるのでしょうか?

鉢形地区にも飲み屋さんが増えてきていますが、駐車場が足らず、夜間は銀行さんの駐車場に停めている方が多く見受けられますが、銀行さんが取り締まりを厳しくしたら、夜間だけでも、鹿嶋市が駐車場を借り上げてくれるのでしょうか?


このような多くの矛盾をはらんでしまうのは、やはり元々の歴史資料館計画が強引すぎたからだと指摘します。駐車場をとるスペースのない場所にハコモノを建てようとしたことから駐車場問題が始まったのです。


今回、執行部はたった一年前に、「関鉄跡地全体を借地として駐車場とすることは想定していない」としているにも関わらず、私たち議員ですら知らない間に計画を変更していました。

これによって増える市民負担は、まだ明らかになっていません。
今までは、駐車場整備と歩道整備に2億円かかると、皆様に報告してきましたが、訂正します。
2億円+借地料×年数かかることになります。

こんな簡単なこと(事業を委託するものが現れないこと)すら想定できないのであれば、中心市街地活性化計画など、すべて机上の空論であるのではないでしょうか?

歴史資料館の建設予定地が未定となっている今、どうして市長は、今でも車を停めることのできる関鉄跡地に莫大な税金をつぎ込みたいのか、私には理解が全くできません。